(5)進学塾の評価である合格率のカラクリ
進学塾に通うとお正月付近、つまり受験直前に「お試し本番受験」というのを
勧められます。これは建前上は子供が本命の受験のときに緊張からあがって本来の
実力が出せないことを防止するため、と勧められますが、本音では私学合格率を
落とさないようにする為でもあります。
これはヤラセでもなんでもなく本当に中学の入試をします。
ただし通えないのが暗黙の前提で。
本番で上がる受験生には効果は期待出来ますが、ほぼ100%合格になるので
今まで張り詰めていた緊張感が抜けてしまう可能性もあります。
お子さんがどのような性格かを見極めることです。
この「お試し本番受験」はとても通えない遠方の中学の入学試験を受けるというもの。
東京であれば九州や北海道に実在する中学の中学入試というようなことです。
入試会場は、東京や神奈川、埼玉等の最寄の会場で開催してくれます。
「なんとすばらしいことでしょう!」とどっかの番組ナレーションが聞こえてきそうですが、
経験者から言わせると「これは入試ビジネスか?」と考えてしまいます。
進学塾が一番気になる事は「合格率」です。受持ちの生徒全員が、どこかの私学の
合格通知をもらう事が最低限の目標であり、入試全落ちで公立に行く生徒を、
出したくないのが本音で、「お試し本番受験」を受けていただくことにより、
ほぼ受かることから、仮に「通学が目的」の入試に全落ちでも進学塾の「合格率」を、
引き下げる原因を防げるのです。
ただこれはビジネスと考えれば致し方ないのでこれを責めたり改善を求めるのは、
進学塾を利用している親のわがままではあります。
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