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女の子のおもらし

4 名前:受診した方がいいと思う:2014/01/17 10:41
>>3
子供の排尿障害


昼間のおもらし、尿をちびる、おしっこが我慢できない、といった尿失禁症状がこどもの排尿障害の主な症状です。夜のおねしょも伴っていることが多いのですが、夜尿症のように夜間のおねしょだけの場合とは区別して考えます(夜尿症の項参照)。昼間のおもらしは膀胱・尿道の神経や形態、機能に何らかの問題がある場合が多いのです。神経の障害として子どもに見られる病気で最も多いのは二分脊椎という先天的な脊髄の病気です。また尿道の病気では後部尿道弁といって先天的に尿道の形態が狭い場合があります。しかし明らかな神経や形態の異常がなくて、膀胱の機能に異常をきたしてしまう排尿障害が昼間のおもらしでは最も多いのです。昼間のおもらしは放置しておくと尿路感染の反復や腎障害を起こすこともあるので専門医による診断と治療が必要です。しかし残念なことに昼間のおもらし、すなわち排尿障害と夜尿症が一緒に扱われてしまっていることが少なくありません。
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子どもの排尿障害の頻度や時期


わが国でどの程度の頻度があるのかはわかっていません。先天的な病気を別にすれば幼稚園から小学校に上がる5〜7歳頃から問題になってくることが多いといえます。つまりトイレットトレーニングが終わったころから問題になってきます。男児より女児に多く見られます。忘れてならないのは昼間のおもらしでは尿路感染と便秘を伴うことが極めて多いということです。
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排尿障害の種類


排尿障害には次にあげるいくつかのタイプがあります。しかし厳密にタイプわけすることは難しく、多くの場合はいくつかのタイプが混ざった状態といえます。
切迫症状型おしっこがしたいと思ったらトイレが間に合わない、あわててトイレにかけこむお子さんです。さっきおしっこしたばかりなのにすぐまたトイレに飛び込みます。これは膀胱が不安定で尿をためている間にリラックスしきれないタイプです。ただし排尿時は全部出し切れることが多く残尿をともなうことはあまりありません。排尿中断型おしっこをしている最中に中断するタイプです。これは膀胱の出口で漏れを防いでいる括約筋という筋肉の不適切な働きのために起きます。おしっこをする場合は括約筋をゆるめるのですが、排尿途中で括約筋を緊張させてしまうために尿が止まってしまいます。このため排尿は出たり止まったり断続的になり時間がかかるだけでなく、しばしばおしっこが全部出きらないで残尿が生じます。尿回数減少型(Lazy Bladder)子どもの排尿回数は起床時から寝るまでの間に6回(朝、午前中、昼、午後、夕方、寝る前)以上が妥当ですが、3回ぐらいしかおしっこに行かないお子さんがいます。尿意を感じている場合と、尿意を感じてない場合があり膀胱容量は平均的容量の2〜3倍に増加しています。全部出せずに残尿がある場合は尿路感染や腎障害の危険が高くなります。
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