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ピカチュウデザインの交通安全ワッペン転売多発
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0 名前:匿名さん:2024/05/22 14:38
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配信 2024年5月22日 07:00更新 2024年5月22日 13:25
AERAdot. アエラドット 朝日新聞出版
交通安全の「黄色いワッペン」を校帽につけて登校する新1年生。いま、このワッペンの転売が相次いでいる
交通安全のため、みずほフィナンシャルグループ(FG)などが全国の新小学1年生に配布する「黄色いワッペン」の転売が相次いでいる。ワッペンにはピカチュウがデザインされている。
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■フリマサイトに出品ずらり
大手フリマサイト「メルカリ」に、人気キャラクター「ピカチュウ」がデザインされた黄色いワッペンがずらりと並んでいる。おおむね3千円前後が多いが、1万円以上のものもある。
「ワッペンは使わないので出品します」「禁止出品物に該当しない」という出品者の主張に対して、批判コメントも多い。
■ワッペンないと保険おりない?
ワッペンの表には子どもと一緒に歩くピカチュウのシルエットが描かれ、裏面には「交通事故傷害保険付」の文字とともに、ピカチュウが描かれている。ピカチュウは言わずもがな、国民的な人気キャラクターだ。
「ポケモンが大好きだからワッペンが配られたときに『ピカチュウ』がいるってテンションが上がっちゃったよ」という声もあるように、ポケモンファンを狙っての出品と思われる。
メルカリにはほぼ毎日「黄色いワッペン」が新しく出品されている
裏面には「転売禁止」と明記されている
■交通事故で子を失った母の手紙がきっかけ
富士銀行(現・みずほFG)が「黄色い腕章」贈呈事業を始めた1965年は、交通事故による死傷者が増加をたどるさなかで、70年には死者は1万6765人に達した。交通事故でわが子を失った母親の手紙をきっかけに、行員が子どもたちに目立つものを身につけてもらおうと、「黄色い腕章」を採用。68年から腕章に交通事故傷害保険がつくようになり、74年に腕章からワッペンの形式に変更された。
贈呈事業は60年目を迎えた今年、記念としてピカチュウをデザインした。皮肉なことに転売が増え、問題が一気に表面化してしまった。
親として子供から取り上げて心は痛まないのかな?
新一年生の交通安全を願って作成配布されているのに…