NO.6667411
貴方だけをみつめて・・・
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0 名前:泣けたわ・・・:2017/10/02 08:37
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実母を施設に入れることにしました。
実父は11年前、癌で闘病後亡くなりました。
その後、一人で生活していたのですが、
最近、認知症になり、1人暮らしもままならなくなったので、私の家の近くの施設に入れました。
入居後に私の家族で母の荷物の整理をしたのですが、
娘(大学生)があるノートをみつけ、食い入るように読み、泣いていました。
それは、父が亡くなった一年くらい後、
父が母の夢枕に立ったらしく、朝、起きてすぐ
母が思いのたけを書き連ねたノートだったのです。
母は19歳の時に父と知り合い、24歳で結婚しました。
父は外国航路専門の船乗りで、一度航海に出ると
3・4か月は戻ってきませんでした。寄港地が遠いと、半年は会えませんでした。その寂しさと恋しさが書き連ねてあり、最後に「貴方と過ごした○○年間、私は貴方だけを見つめて生きてきました。貴方と共に過ごした沢山の思い出の数々を胸に抱いて、貴方の許に行くことが出来る日まで」と
書いてありました。
最後の一文を読んで、私も涙がでました。
主人に読ませたら、しばらく黙っていました。
ここまで思われたら本望だな・・・って。
母はノートを書いたことも、もう、わかりません。
穏やかな余生を送ってほしいものです。
駄文でした。すいません。