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ミッシングワーカー
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0 名前:恐:2018/07/01 08:11
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ひと月ほど前のNHKの番組ですが、録画してあったのを今日みました。
ミッシングワーカーとは、求職活動をしていないので失業者の数に入っていないが、職がなく苦しい生活をしている人。
ケース1 男性
大学卒業後一般の会社に就職するが、家業の布団屋を継いで欲しいと言われ、父親と布団屋をする。
母が病気で亡くなり、父も本人が40代半ばで病気と認知症で介護が必要になる。
介護とお店の両立は出来ず廃業。親を施設に入れる資金もなく、50代になって父親も亡くなった後も職に就けない。社会からも断絶した生活で、50代後半なのに70代のように見える。
ケース2 男性
大学卒業後一般の会社に勤めていた。
父親の介護が必要になり退職したが、一年を過ぎこのままでは共倒れとなる、と親を施設に入れる事を決断。
もう、それぞれ頑張るしかないですから、と。
ケース3 女性
20代の留学経験を生かし外資企業に勤めるも45歳で失業。以来8年、派遣で一人で精一杯の生活。
北海道の実家(かなり田舎)で90代の父親が一人暮すので、頻繁に帰って買い出し等手伝いをする。
東京?で暮し続けるのも、実家に戻って生活するのも、将来的な展望がない。
ケース4 男性
大学卒業後一般の会社に勤めるも親の介護で退職。
親が亡くなった後、職につかず人と交流せず家はゴミ屋敷になる。
行政や近所の人の声掛けが功を奏し、心を開くようになりゴミ屋敷も手助けにより改善。
40代後半で介護師を目指すも心筋梗塞により加療中となる。
ケース5 男性
大学卒業後一般の会社に勤めるも親の介護で退職。
現在50代。80代の母親を介護中。先の見えない生活。
みなさん独身。
若い時は当然、こんな人生歩むとは思っていなかったんだろうな。もちろん介護がネックなんだけど、それ以外にもいろんな要素があるような気がした。
そして自分の子ども達も普通に大学出ているけど、50歳くらいになった時にどんな人生なのかわからない。そう思ったらそんなの見る前に逝きたいなぁと思ってしまいました。