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林真理子のおススメ

0 名前:40代おばはん:2015/11/24 13:55
ずっと林真理子は苦手でした。

顔立ちにも物言いにも意地悪さがにじみ出ていて。

でも、私が年をとったせいかマイナス部分も含めて
何でも楽しめるようになって、ちょっと前には
林さん(林さんだけではないですが)のブログを
読んだり、先日は図書館でたまたま
面前にあった林さんの本をかりてしまいました。

この人は雰囲気が意地悪なだけじゃないという
本質に少し目が行くようになったのかな。

先日かりたのは「みんなの秘密」という本だった
のですが、本の後ろ半分を過ぎて、この本の
タイトルのセンスでまたすっかり林さんに
興味をもってしまいました。

タイトルは編集者が考えるものなのかもしれま
せんけど。

とにかく、センスよく距離をもって
「みんな」という世間を突き放して、品良くちょっと
馬鹿にして見る感じがいいなぁと。

馬鹿にした本を読みたいのではないのですが
林さんの本で、これは面白い、これは感動
という本があったら教えて下さい。
1 名前:40代おばはん:2015/11/25 10:47
ずっと林真理子は苦手でした。

顔立ちにも物言いにも意地悪さがにじみ出ていて。

でも、私が年をとったせいかマイナス部分も含めて
何でも楽しめるようになって、ちょっと前には
林さん(林さんだけではないですが)のブログを
読んだり、先日は図書館でたまたま
面前にあった林さんの本をかりてしまいました。

この人は雰囲気が意地悪なだけじゃないという
本質に少し目が行くようになったのかな。

先日かりたのは「みんなの秘密」という本だった
のですが、本の後ろ半分を過ぎて、この本の
タイトルのセンスでまたすっかり林さんに
興味をもってしまいました。

タイトルは編集者が考えるものなのかもしれま
せんけど。

とにかく、センスよく距離をもって
「みんな」という世間を突き放して、品良くちょっと
馬鹿にして見る感じがいいなぁと。

馬鹿にした本を読みたいのではないのですが
林さんの本で、これは面白い、これは感動
という本があったら教えて下さい。
2 名前:近代物が面白い:2015/11/25 10:56
>>1
私、この人がギャルズライフっていうヤンキー雑誌に「あんたたち、もっと勉強しなよ!」ってエッセイを連載してた頃から知ってる。無駄だよね。

巻頭カラーで「ウチは〇○レディース連合のヘッドや!」みたいな人たちがわんさか載ってた雑誌だからね。

あれから30年経つのか・・・。

・ミカドの淑女
・女文士
が面白かったです。

江戸時代だと「ほんまかなあ?」みたいな書き方なのと、戦時中の物だと(秘密のスイーツっていう駄作があります。)「それは、現代の感覚でしょっ!」みたいな感じがあるので、どうだろうね。

あとこの人の普通の小説、結構浮気話が多くて受け付けない。
3 名前:エッセイ好き:2015/11/25 11:07
>>1
私は小説よりエッセイが好き。
「美女入門」シリーズが面白くて好きです。林真理子で美女ってのがどうかと思うってのは別として、エッセイの中では攻撃性が少なくて読みやすいです。

文春に連載しているエッセイが本になったのも面白いけど、こっちの方が「こういう偉い人とご飯食べた。こういう偉い人と仲良くしてる。」みたいなネタが多めでちょっとお腹いっぱいになることもある。

小説は「着物をめぐる物語」(短編集)と「野ばら」が面白かったです。

ちなみに「ルンルンを買っておうちに帰ろう」をリアルタイムで読んだ世代です。アグネス論争とか今は夢のよう。
4 名前:同感:2015/11/25 11:11
>>3
美しい人が好きな人だよね。
その審美眼は大したものだと思います。

お子さんはおいくつになったのかな?
5 名前:はい:2015/11/25 11:22
>>1
>ずっと林真理子は苦手でした。
>
>顔立ちにも物言いにも意地悪さがにじみ出ていて。
>
>でも、私が年をとったせいかマイナス部分も含めて
>何でも楽しめるようになって、ちょっと前には
>林さん(林さんだけではないですが)のブログを
>読んだり、先日は図書館でたまたま
>面前にあった林さんの本をかりてしまいました。
>
>この人は雰囲気が意地悪なだけじゃないという
>本質に少し目が行くようになったのかな。
>
>先日かりたのは「みんなの秘密」という本だった
>のですが、本の後ろ半分を過ぎて、この本の
>タイトルのセンスでまたすっかり林さんに
>興味をもってしまいました。
>
>タイトルは編集者が考えるものなのかもしれま
>せんけど。
>
>とにかく、センスよく距離をもって
>「みんな」という世間を突き放して、品良くちょっと
>馬鹿にして見る感じがいいなぁと。
>
>馬鹿にした本を読みたいのではないのですが
>林さんの本で、これは面白い、これは感動
>という本があったら教えて下さい。

下流の宴
白蓮れんれん→「花子とアン」の仲間由紀恵が演じた人
6 名前:ストーリー:2015/11/25 13:39
>>1
雑誌のエッセイを連載していて、毎月読んでる。
さすがお金持ってる人の話だけあるなと
毎回ふむふむと思うところあり。

意地悪な人なのかなあ。
とても素直に平等な視点で女性を見る人だと思う。
良いところも悪いところも。
だから普段は天女のように言われている人が
彼女の題材になってしまうと、腹の底の部分まで
見透かしてしまうので、意地悪く思われる。

自画自賛している点も多々あるけれど
相応に成功しているので鼻につくわけじゃなく。
ああ、見習いたいな、と思うことが多い。

エッセイの本が出たら買いたいと思いつつ
まだ購入に至ってません。
早く掃除終わらせなきゃ。
7 名前:ルンルン:2015/11/25 13:57
>>1
昔から好きだけど、意地悪とは感じなかったなあ。

むしろ自分の器量をよくわかってて、努力してる人。
その立場ゆえの切なさ、なんてところがよくエッセイに書かれてて、共感したものです。(笑)
文体のセンスも好きだなあ。

オススメは、星に願いを、なんてどうかな。
8 名前:うーむ:2015/11/25 14:11
>>7
>昔から好きだけど、意地悪とは感じなかったなあ。
>
>むしろ自分の器量をよくわかってて、努力してる人。
>その立場ゆえの切なさ、なんてところがよくエッセイに書かれてて、共感したものです。(笑)
>文体のセンスも好きだなあ。
>
>オススメは、星に願いを、なんてどうかな。

ヨコなんだけど、私も昔から好きだった方です。
それで一時期文体が向田邦子のまねっこになってた時期がありませんでしたか?
ルンルンの自虐キャラから、もうちょっと落ち着いた他人に大事にされるキャラになろうとしていたころだと思う。
不愉快というより、努力しているなと思った覚えがある。

その後、上手く「本当は能力もあってえらいんだけど、自分で笑いをとっちゃう親しみやすいキャラ」ってところに落ち着いたね。(でも結構作っているのがばれて反感買っているわけですが)

まだ読んでないならデビュー作の「ルンルンを買っておうちに帰ろう」はいかがでしょう。やっぱり勢いはすごいです。
9 名前:ぶどう:2015/11/25 14:25
>>1
葡萄が目にしみる



なかなかおもしろかったよ。
でも私が20代の時に読んだ本だから、子供ができた今読んでみておもしろいと思うかどうかは謎だけど・・・

高校生のお話しです。
10 名前:妬み嫉み僻み:2015/11/25 15:27
>>1
この人の品性にはどうしても疑問が残る。
上手いとは思う。
でも、好きにはなれない。
11 名前:そうだね:2015/11/25 15:29
>>1
面白いのとそうで無いのがある。

下流の宴、はテレビより良かった。
12 名前:戦争特派員:2015/11/25 17:33
>>1
若い頃から大ファンで、全部読んでいます。

「戦争特派員」(ウォーコレスポンデント)お勧めです。

上下巻、あっという間に読みました。

ベトナムに憧れたものです。

主人公の女性が恋愛に揺れる描写がなんとも言えずうまいです。

仕事をばりばりこなしながら、時にはゆきずりの男と寝てしまう・・・朝方帰ってきて、私何やってんだろうと後悔する。

当時、主人公と同じくらいの年齢だった私は読みながら分かる分かるとうなずいてしまいました。

ふしだらとか、男好きとか、色々言われてもへこたれない女性を書くのがすごくうまい。

彼氏ひとりだけとか、浮気は絶対しないとか、真面目な女性(つまらない女性)を書かないところがいい。

そして女性はみなキレイで魅力的ですね。

さんざん遊んで、寝た男の数もハンパなくて、結婚しても遊んじゃう、そんな小説を読ませてくれるのが林真理子です。

そういう女性になりたかった、林さんの願望だったのかな。

結婚するまで処女だったとか、そんな女性を鼻で笑うでしょうね、林さんなら。

当時ベトナムに行く人はすごく少なくて、旅行会社も実験的な意味合いでツアーを組んでいたとか、勉強にもなります。
13 名前:そーだね:2015/11/25 17:47
>>7
>昔から好きだけど、意地悪とは感じなかったなあ。
>
>むしろ自分の器量をよくわかってて、努力してる人。
>その立場ゆえの切なさ、なんてところがよくエッセイに書かれてて、共感したものです。(笑)
>文体のセンスも好きだなあ。
>
>オススメは、星に願いを、なんてどうかな。


同意。


良い物(人)が好き。
醜い物(人)は嫌い。
はっきりしてるけど、美醜の基準は鋭いと思う。
14 名前:オススメ:2015/11/25 23:28
>>1
ミカドのおんな


オススメです。この人、やはり力のある作家なんだなぁと感心したの。

だけどこの人の源氏物語を読んだら、田辺聖子との実力の差を感じて、残念でした。
15 名前:下流:2015/11/26 10:37
>>1
下流の宴

少し前にドラマ化されてたので見た人も多いのではないかと思いますが、原作も面白かったです。学歴コンプレックス路皮肉ってますよね。

あとはやっぱり代表作の「不機嫌な果実たち」じゃないかなあ。

私もそんなに読んでないんだけど。
本人が好きじゃないのも主さんと一緒

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