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先生だって人間なのに

0 名前:子どもは残酷:2018/05/05 13:55
私は口臭があります。
首のリンパに癌が見つかって取り急ぎ手術で取ったものの、
組織検査の結果、悪性リンパ腫ではなく咽頭付近の癌がリンパに転移したもの、
でも元々どこだったのかは判明しなかったので予想しうる原発として、
鼻から食道まで広範囲を放射線治療。
そのせいで唾液腺と味蕾(味を感じる細胞、ようは味覚)をほぼ失った。
そんな私も仕事に復帰したんだけど、その仕事は「小学校の先生」
言わずもがなブラックな職場。
労働条件はいいんですよ、もともと時間外手当つかないとか通勤手当も持ち出しになるとか、承知の上だから。
でもね、病気の治療終えて、思わぬことがあった。

小さい学校だかららほとんどの子どもたちもその親御さんも私が病気で休んでたこと、
まだまだ万全じゃなけど仕事に復帰したことを知っている。
治療の影響で唾液が少ないので教師としては不自然ではあるけれど、
授業中に水分を口に含むこともあるという事、
唾液が少ないから口臭もあるという事も関係する子どもたちには伝えた。
病気上がりなので担任ではなく「専科」だったので、伝えた子どもたちの学年は複数にわたるのだけど、
その中である学年の子たちだけは反応が違った。
「口臭」にくらいついて私が近付くだけで鼻を押さえる、「うぇ!」「ゲ!」などと明らかに避ける。
他の学年の子たちはそんなことはしないどころか、
それ以外の私の体調までも気遣って「先生、あまり食べられない(唾液分泌が少ないので給食時間中に十分に食べられない)から無理しないで」
と優しい言葉をかけてくれる。
その違いはなんなのかな?
私を見て鼻を押さえる子たちを憎くもあるし哀れでもある。
彼らは誰かを標的にしてその対象をさげすむ事によってしか自分の存在価値を見出すことができない。
それは彼らを見ててわかった事。
だったらさげすむ相手が私でよかったね。対象が「先生」ならいくらさげすんでも「いじめ」にはならないよ、多分。

でも、本当は、先生でも子どもからのハラスメントに対抗できる法律があればいいのになって思います。
子どもは何しても許されるって、子ども自身がそう受け止めてやりたい放題だから・・・。
命とひきかえに味覚も嗅覚も失った教員の独り言でした。

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