NO.6612328
娘の話を聞くと悲しくなる
-
14 名前:4年男児:2010/12/02 11:02
-
>>1
私自身がそうでした。
私の場合は家でも話さないし、おはようの挨拶すら恥ずかしくてできな子でした。
だから授業で手を挙げることもなかったし、当然、友達に話しかけることもなかったです。
それでもわずか数人だけ仲のいい子がいたのですが、いつも誘われる方で、しかも会話の中に入ってなくてただそこにいるだけの状態でした。
中学・高校と進むにつれてましにはなりましたが。
高校の時に、とても仲の良かった子とたった二人だけとなった放課後の静かな廊下で、わざとふざけて恥ずかしい格好で馬鹿のことをしたのを機にプライドが崩れました。
急に何となくばかばかしいことがしたくなったのです。
大人になって海外に出たとき、自分からアクションを起こす必要を感じたりもしました。
息子も私に似て、声をかけられないし輪に入れない子でした。
年中の時に仲間外れになったので、わが子を観察して対策を検討しました。
そのときに、中受の教育雑誌の記事が目に入りました。
子どもに身につけさせておきたい能力の中の一つで、自分から声をかけることの大切さとその訓練方法が載っていました。
小学生対象でしたが、園児でもできるかもと藁にもすがる思いでした。
それは、コンビニやスーパーのレジを一人でさせて、次に店員に商品の置いてある場所を聞きに行かせるというものでした。
人が少なく邪魔になりにくいコンビニを選んでレジを一人でさせました。
初めは近くに私が見てあげていたので、すんなりできました。
徐々に離れて行き、スーパーでも混んでない時間帯にさせました。
次にスーパーで店員さんを呼んできてもらうということをしました。
最初は私の姿が見えるであろうという場所に私はいましたが、徐々に離れて行きました。
その次に商品の置いてある場所を聞くと言うことを、店員を捕まえやすいコンビニで開始。
慣れてきたら、スーパーでも聞いてきてちょうだいとお願いしました。
こういった訓練とともに、私もそうだったように大人しい子にありがちな自信のなさを何とかしようと思いました。
年中男児だったので、大きな公園に毎週末連れて行き大きな遊具で一緒に遊びました。
初めは怖がっていたのですが、男児だからと「やるの」とやらせました。自分も登れたとかできたという自信がつくと、自分からどんどん「諦めたらだめ。できる」とトライするようになりました。
いつしか、一人っ子なので、現地で遊んでいる見ず知らずの子と遊ぶようになりました。
その時は、親は側で休息して見守るだけでした。
そして2カ月後、担任にも驚かれるほど積極的になっていて驚かれました。
友達も自分から誘えるようになり、嫌なことは嫌と言えるようになり、みんなと同じように遊具で遊べるようになって仲間はずれは解消しました。
小1から始めたのは、一人で日帰り活動に参加したり、サマーキャンプに行かせることでした。
私の意図したことは、知らない子とも自分から友達になることでした。
ある程度は積極的になっていたので、一人で行かせる親の不安も取り越し苦労となりました。
最も驚いたのは、集団と個人の主張のバランスの取り方がいつしかとても上手になっていたことです。
集団行動を乱すことはもちろんしませんし、集団だからと言って自分を殺しすぎないそうです。
上手く自分の意見も言うし、場のみんなにも合わせられるということです。
小2だとほとんどの子がまだできないそうですが、それがもう既に身に付いていると担任に言われました。
元々大変やさしい子だったのですが、その優しはそのままです。
訓練することがいいことかどうかはわかりません。
でも、私も大人しいままで成長し、そんな自分が嫌だったから大人しい息子のことを心配しました。
女の子と男の子の違いはあるので、わが子が女の子だったらそうしたのかどうかはわかりませんが。
積極的になってよかったのですが、あれほど大人しかったのに少々落ち着きがなくなったので大変頭が痛いです。
世の中、何もかもうまくはいかないものですね。