NO.6616046
不登校の息子(中1)
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8 名前:私の経験:2012/12/05 12:31
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>>1
私は引きこもりでした
18才から19才までの数ヶ月
どうしてなおったかか、というと
父親が私を山へ連れ出しました。
「行きたくない」と抵抗したのですが
本当に無理やり引っ張って行かれました
山と言っても近場のハイキング程の低い山です
何もいわずに黙々と登って行く父に私も黙って
道に迷わないように必死でついて行きました
行く道々ですれと害穂とたちの挨拶にも私は答えませんでした
低い山と言っても山頂にたどり着けたというのは
ずがずが強い達成感でした
そこで、母の握ってくれたおにぎりを無言で食べました
父は周りに見える山の名前を教えてくれていましたが
私に聞く耳はありませんでした
そして父が
「オレなんかが子供の頃は、まんじゅう1つを友達みんなで食べて
草の上にねっ転がって空が綺麗だなぁって、それだけだったよ」
と言った言葉が今も忘れられません
山から帰ってくればまた引きこもっていました
父は次の週も私を連れ出しました
そのつぎもそのつぎも、嫌がる私を強制で連れ出しました
そうこうするうちに、引きこもっている事が急にばかばかしくなり
働きだしました。
父の情熱に助けられました(笑)
そんな父も5年前に亡くなりました
私は自分の息子に
「嫌な事があったら空や雲をみるんだよ
タダでもの凄い世界を見せてくれて
嫌な事はふっとんじゃうんだよね」と話します。
役に立つかわからないけれども
かつて引きこもりだった私のあったかい思い出です。