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ロシアが戦争を始めた理由は何?
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44 名前:匿名さん:2022/04/21 19:08
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これ分かり易いかも
ロシアのウクライナ侵攻は、プーチン氏がロシアの勢力圏を守ることに非常に過激な反応をした結果だと思います。しかし、なぜ軍事侵攻なのかという点に関しては説明がつきません。
ただ、思想レベルでいえば、根っこには、プーチン氏のリベラリズム的価値への反発があったのではないかと思います。
実はプーチン氏が2000年に大統領になった時、彼は徹底したプラグマティスト(実用主義者)でした。全方位外交と言われたくらい、欧米はじめどの国ともうまくやり、友好的なメッセージも送っていました。ところが、07年2月にドイツで開かれたミュンヘン安全保障会議あたりから態度が変化します。米国の一極外交を批判し、強い不快感をあらわにしました。
そこに至るまで何があったかといえば、03年にジョージア(グルジア)、04年にウクライナ、05年にキルギスなど旧ソ連諸国で起きた民主化運動の「カラー革命」です。プーチン氏が自分たちの勢力圏と見なしていた旧ソ連の構成国で、親ロシア色の強い政権が次々と倒されていったのです。NATO(北大西洋条約機構)の東方拡大にも危機感をつのらせました。