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カウンセリングを受けてみたい
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52 名前:匿名さん:2022/05/21 10:57
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カウンセリングは即効薬にはならない。
まずは本人が抱えている問題を「言語化」することによって、本人自身が問題の本質、核心を理解する、明確化することを目指すから。
だから、しばらくは、とにかく本人に語らせる。
「そうなんですね」などとオウム返しにしているようで、実は少しずつ問題を整理している。
重要なことは「あなたはこう思ったんですね」「あなたはそう行動したんですね」などと確認する。
そうやって長く語ることで、頭の中でごちゃごちゃになっていた物事が整理されていくことが重要。
助言してくれるんじゃなくて、自分で気が付くことをサポートしてもらうと思ったほうがいい。
また、カウンセリングに行きさえすれば解決する、とかカウンセリングが「正解」を教えてくれる、と思っているのなら、そういう思考そのものが自分を追い込んでいる、ということにまず気が付くところから出発することになるかも。
人任せの人生とか、人にどう認められるか、だけで生きていることに気が付くのってものすごく重要だから。
自分の意思がどこにあるか、悩んでいる人は実は気が付いていなかったりするよね。
人にこう思われた、どうしよう、人にこういわれた、嫌われてる、生きているのがつらい、のように他者基準の人生になっているから、カウンセラーにも「正解」を求め、指示された通りにすればうまくいくんじゃないかと思ってしまう。
期待しても無駄、というのはそういう期待を持っていても無駄ということ。
自分で自分の人生を生きることを覚えるところからじゃないかなあ。