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なにこれ。
1 名前:なにこれ。 続き :2022/08/29 19:31
柳明桓(ユ・ミョンファン)現韓国側議長(元外相)は、小和田氏について「国際法の専門家だが、韓日関係を法に局限せず、人間的に解きほぐしていこうという方」と評価した。小和田元所長はかつてこう語った。「外務事務次官をする際、慰安婦問題が持ち上がった。日本政府は日韓請求権協定を持ち出し、法的に解決したとする立場を整理した。だがそれで終わりなのか。法的に終わったからと言って、人間的にも終わったのか。政府は危機管理の機能だけを備えているに過ぎない。それでは解きほぐせない。国を構成する国民が協力しなければ、平和で永続可能な関係には到達できない。日韓外交をする中で、それを知った」。長女が皇室に嫁いだことで外務省を辞した小和田氏は、韓日関係発展に力を注いだ。フォーラム発足翌年の1994年、国連大使に任命されたが、フォーラム議長の仕事は放棄しなかった。小和田氏は「フォーラム出席を許すという政府の約束を受けて、国連大使に行った」と語った。
小和田氏は受賞所感で、韓日ワールドカップ共同開催に関連して多くを語った。1995年にフォーラムは、韓日政府に共同開催を求める声明を発表した。日本が単独開催方針を取り下げていない時期だった。「抗議の電話が殺到した。日本が有利な局面で、一体なぜそんなことをするのかという電話だった。私はその言葉に耳を傾けなかった。メンタルに良くないので。私たちが主張する共同開催が実現した。そこで韓国が準決勝に上がると、今度は『共同開催なんだから日本も韓国を応援しよう』という電話がきた。よかったと思った」。ワールドカップ共同開催と共にフォーラムが提案したビザ免除も、翌年に実現した。
小和田氏は、今の韓日関係を「blessing in disguise」と表現した。のろいだと思っていたら実は祝福だった、という意味だ。「韓日関係が悪いというが、(前回の対面会議があった)3年前よりはるかに楽観的だ。現実を分析してばかりでなく、希望を見つけて、その道に進めるように行動すればいい」
鮮于鉦(ソンウ・ジョン)論説委員
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