NO.11636994
50年前の事件の容疑者
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195 名前:匿名さん:2024/01/30 14:01
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>>184
165「犯した罪と向き合えれば、死刑でも心の孤独は少しは慰められたかもしれない。」
178「なんでコイツを慰めなきゃならないの?」
178の文においては、桐島を慰めるのは、桐島以外の人間である。
なぜなら「こいつを慰める」と他動詞が使われているから。
しかし、165の文では「慰められたかもしれない」と受動態が使われ、その主語は「心の孤独は」なので、慰める客体は「犯した罪と向き合う桐島自身」が想定される。
桐島以外の人間が彼を慰めることは想定していない。
したがって「こいつを慰めなきゃならない」わけではない。
もし罪と向き合い、死刑になれば、彼自身が慰められたかもね、という主旨。
178は桐島以外の人間が彼を慰めるという状況が想定されているため、165の主旨を読み取っていないことがわかる。