NO.12250424
苦しくて
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121 名前:匿名さん:2024/10/30 15:43
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ニューロセクシズムという言葉があります。
この言葉は、ニューロサイエンス(神経科学)とセクシズム(性差別)を組み合わせた造語で、性差を説明する際に脳の構造や機能の違いを過度に強調したり、単純化したりすることで論拠とすることの問題を指摘するために生み出されました。
重要なことはこのニューロセクシズムの問題提起を「脳・神経科学者も」行っているということです。つまり、「男性脳・女性脳」の考え方はちゃんとした科学者からはそもそも否定されており、評判が悪いのです。例えば、脳・神経科学へのよくある誤解を「神経神話(neuromyths)」として紹介している、OECD(経済協力開発機構)が2007年に公開した『脳を理解する:学習科学の誕生認知科学と脳科学による学習の新しい洞察』という冊子があります。その中には神経神話の代表的な例として「男性(男の子)は、女性(女の子)とは違う脳を持っている」が例示されています。つまり2007年頃には科学的にはすでに否定された話だということです。
(NewsPicks )