NO.6646873
人生勉強だけじゃないと教えたい
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6 名前:分かるわ:2017/05/26 15:09
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>>1
家の長男が読み書き障害のボーダーです。小学2年でも音読が出来ず、文字も個性的な間違いばかり。
読めない書けないでは頭で分かってもどうにもなりません。
点を取れないそれ自体も困りましたが、自己評価が異常に下がってしまったことが一番の問題でした。でも自己評価を上げるために点数を取れるようにということは出来ない。
試験では書き間違いだけで20〜30点は失点します。
すぐ下の双子は成績がよくて、中学の先生には「成績が違いすぎて兄弟だと気づかなかった」とまで言われる始末。
本当にどうしたらよいのか本当に悩み続けています。
とにかく何か1つでも自信の持てるものをと考えて長男と過ごして来ました。
野球が好きで、でも複雑なプレーは無理。足も遅い。だからピッチャーを。今高校2年ですがピッチャーやってます。
そして歌がとても上手。歌詞や楽譜を読むのは苦手だけど、覚えてしまえば音程完璧。音楽の先生からは今まで教えた生徒の中でも一番と言われました。
美術、技術も言われた通りに作るのは苦手だけど独創的な作品は評価を受けています。
ペーパーはダメダメですが、得意なところを頑張って、副教科4教科の内申を伸ばすことが出来て、推薦で私立に入りました。
あと、発達障害とはっきり診断されたわけではありませんでしたが、臨床心理士が開いている民間の発達相談室にもずっと通っています。小2から、今も。
ここではその時その時の年齢発達的な問題だけでなく、勉強、人間関係、恋愛など長男の悩み全般色々相談しています。
ここでの心理的なフォローに本当に助けられてきています。
今後は進学、さらに就職などの相談をしていくことになると思います。
あと、小学生の時からタイピングの訓練をしてブラインドタッチで打てるようにしてます。
今も自分のテストの度に、兄弟のテストの点を見るたびに色々落ち込んでいますが、高校受験を乗り切った当たりから変わってきているようにも見えます。
自分は自分として、やりたいことを見つけて大学に行きたいと考えているようです。あれこれ考えてます。
私は、勉強出来ないのは仕方ないけど、努力しないのはダメ、というスタンスで関わっています。押すとこ引くとこの加減の説明が難しいですが、本人と向かい合いながら、一緒に模索しながら、絶対に否定はしないで、引っ張り上げるというより支えていきたい感じで、時には一緒に頑張っている同士のように話を聞いて、でも言うべきことは言って。
これが正解だったというのははっきり分からないのですが、最悪だった自己評価は今はかなりマシになっていると思います。
纏まりなく長く、しかも自分語りになってるかも。ごめんなさい。
あなたはあなた、あなたの得意なことをたくさん一緒に見つけていこう。これから娘さんが興味を広げたり新たに持ったりしていけるよう支えてあげられたらいいのではないでしょうか。
勉強だけじゃない、というのは、段々と思えるようになっていけるのじゃないかと思います。