NO.6662093
コイを突きこころした少年たち
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69 名前：九州モン 長文です：2016/06/24 16:40
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>>1
ド田舎生まれド田舎育ちです。
田んぼや山、畑や川で遊んで育ちました。
男の子も女の子もオタマジャクシを投げつけて遊んでいたし、カエルの口やお尻に爆竹を入れてたし、セミやトンボに糸を結んで飛ばしてたし、カブトムシやセミの脇腹みたいな所に爆竹を入れてたし、蛇を捕まえてはぐるぐる振り回して遊んでいました。
魚釣りもしたし、稲穂が金色の畑にダイブして遊んでいました。
登下校の道すがら車にはねられた猫の遺体もよく見ました。
田舎の子は、生き物の死と身近過ぎていました。
なんとも思わないし、なんとも思わないことがかっこよかった。
怖がって泣いたり、可哀想だと言って泣いたり、落ちている雛を保護して育てて巣立たせたりすることを根性なしの意気地なしとバカにして石を投げつける。
そんな世界でした。
でも中学生にもなると一斉にやめていきました。
通過儀礼だったのかもしれません。
大人もみんな飼い犬や飼い猫の子どもをバケツに張った水でアヤメたり、川に投げ捨てたりしていましたから、人間以外の命は犬畜生と言う事でどうとでもしていい感じでした。
そうじゃなかったのは、番犬としてではなく愛玩として犬や猫、鳥を飼っている家庭ぐらいでした。
どこも農家の環境でしたから、公務員やサラリーマンが珍しく存在自体知らないような田舎でした。
変な話、都会で他人の生き物を殺して遊ぶ子供がいることは理解出来ませんし、加速して加虐心が高まる危険性を考えてしまいます。
命の生き死にを見る機会が少ない事でこうなっているんじゃないかと思います。