NO.6674050
男って!を発表し合うスレ
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15 名前:もう山になんか行かない:2018/06/02 16:03
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>>1
ちょっと長いレスですけど、我慢して読んでください。
今回の遭難事件は、本当にお子さんが気の毒で仕方ないです。
どうして二人でいってしまったのか…ご遺族は何度も何度も繰り返し、それぞれの立場で悔やんでいると思います。
私は、もう二度と山にいきたくない。
子供達にも、私の遺言だと思って、山にいかないでくれと頼んでます。
何故、こんなにも山が怖くなったかというと、それは、結婚前、主人(当時は付き合ってた)とゴールデンウィークに尾瀬に行った時のことが原因です。
30年近く前のことで、今みたいに、ネットで色々調べることができなかった。
水芭蕉を見に行こうと言われて、車で東京から尾瀬に。
公園駐車場に車を停めて、尾瀬を歩き始めたんですよ。
二人とも軽装です。
今思うと、ほんとうに軽率でした。
尾瀬って、ハイキングのイメージだったんです。
でも、歩き始めて、しばらく経ったらまるで山道。しかも、まだ雪が積ってる。
私は、怖くなりました。
靴だって、スニーカーだし。
「帰ろう!!」と主人に言っても、どんどん先に行ってしまう。
すれ違った男性二人は、まるっきり登山姿でした。
その人達から「もうここから奥にいっては危ないから、帰った方が良いですよ!」って声を掛けられて。
それでも、主人は全く足を止めないんですよ。
そんな姿を見て、私は猛烈に怒りが沸いてきました。
だから
「私は、1人でもここから帰ります」って言って、来た道を戻り始めた。
心のなかで、あんな男は見切りをつけよう、と思ってました。
しばらく歩いていたら、主人が追いかけてきて、謝った。
私は、円満に別れることだけを考えていたから、その場は、許す振りをしましたよ。
車で無事、自宅まで送り届けて貰わわないと、と思ってました。
自宅で私を待っているであろう両親の顔が思い起こされました。
もう、駐車場は真っ暗でした。
主人は、それから私にひたすら謝り、もう、これでもかと謝ってきました。
帰宅してしばらく、主人とは会わなかったです。
まあ、それから、色々あって、別れることはなく、話し合いを重ねて結婚しました。
それでも、山で遭難事件がおこると、あのときの心細さ、恐怖心を思い出します。
あの時、戻っていなかったら、遭難してしまったかもしれない。
今のように、スマホや携帯なんか持っていなかった時代ですから、私は、死んでいたかも知れない。
その後、主人とは旅行はしますが、山歩き等は一切しません。
今でも、時々、帰りたい!と言う私を無視して、先に歩く主人の背中を哀しい気持ちで見つめたことを思い出すことがあります。
一生忘れないだろう、と思います。