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オリンピックと生理
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1 名前:ふぅむ:2016/08/16 19:46
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中国競泳の傅園慧(フ・ユアンフイ)選手は、レース後インタビューでのざっくばらんな発言や、くるくる変わる表情の魅力で、一夜にしてソーシャルメディアの人気者になった。
その傅選手が今度は、別の観点からまたしてもネットの話題になった。今度は、生理について語ることで、スポーツのタブーを破ったからだ。
中国競泳は14日、女子の400メートルリレーで4位となり、メダルを逃した。チームメイトの陸瀅、史〓琳、朱夢恵の3選手がレース後の記者インタビューを受けた時、傅選手の姿がなかった。
このとき傅選手はついたての後ろにしゃがみこんでいたのだ。痛みをこらえきれずに。
気づいた記者が大丈夫かと声をかけると、傅選手は「今日の自分の泳ぎは良くなかった」と答え、チームメートに謝った。
「昨日、生理が始まったので。だからすごく疲れていて……でもそれは理由にならない。今日の自分の泳ぎは良くなかった」と傅選手は述べた。
この発言は、多くの中国人視聴者に響いたようだ。大勢はソーシャルメディアで、傅選手を応援した。
中国のSNS「新浪微博」でユーザーのTAOさんは、「生理中に泳いだ傅選手をとても尊敬する。生理は女性に色々と影響するから。特に生理痛がある時に。(略)4位になって自分を責めていたけど、傅園慧、みんなまだあなたを誇りに思ってますよ」と書いた。
タンポンはあまり中国で知られていない
傅選手の発言を機に、中国のソーシャルメディアではタンポンについての議論も始まった。
米業界団体の調査によると、米国では42%の女性がタンポンを使うのに対して、中国ではわずか2%に過ぎない。
綿製品の米業界団体コットン・インクによると、中国では多くの女性がタンポンについてまったく知らないか、使い方を知らなかった。
やっぱり女性は大変だな。
選手達は、薬で生理期間をずらすのがメジャーだと勝手に思い込んでいたんだけど、中国ではタンポンさえメジャーではないんだね。
量が多い時に当たったら大変だと思うんだけど。