NO.6732848
できない子
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12 名前:息子物語:2017/02/02 03:25
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>>1
笑っちゃうくらいうちの子たちにそっくりです。
うちは兄妹揃って同じですから、下の子ともなるとこんなものかと諦めがつくのですが、
上の子の時は私も主さん同様、学習障害を疑ったり随分悩みましたよ。
結論から申しますと、出来ないのはその教科が大嫌いだからにほかならないと思います。
りんご問題で先に進めないは、りんごに拘りたいからなのではなくて、
本題に進むことを拒むあまりの逃避。
私は上の子の時に塾の先生に言われて目から鱗が落ちる思いでした。
基礎を教えれば時間はかかるけど一応は理解できますよね。
そのあとすぐに練習させれば、まぁ出来ないことはない。
それなのに、なぜ翌日にはすっかり忘れてしまうのか?
もうね、昨日の勉強終了時点から記憶を抹消しようとするみたいですね。
常に逃れたいという気持ちでやっているんですもの、
折角覚えたことなんか、パ〜っと蹴散らしてしまうほどの威力なんですよ。
それでも反復練習は大事。
また一からの繰り返し覚悟で始めるも、
今度は、やれほかの教科の宿題があるからとか、やれ明日までに仕上げなきゃいけないものがあるからなどと言い出しません?切実に。
これも本人の自覚無き逃避ですね。
こんな状態で無理くりやらせたところで意識が拒絶している以上、
いくら反復練習をしようが、記憶に留まるはずがないのです。
何か好きになるきっかけはないだろうか?と考えたこともありました。
塾や学校の先生にお願いして、ご自身の体験談を語って頂いたことも。
「先生もね、昔は嫌いだったんだけどね…」
でも、子どもには完全他人事でまったく響きませんでした。
では成功体験をさせることで…とわかりやすい問題を解かせるも、
「正解できたからってナニ?解き終わっただけのこと。ひたすら苦痛でしかない」と言う。
次のステップに行く前に息絶える。
中3までずっとそうでしたから、さすがに受験期ともなると私も他教科でカバーする方向で諦めました。
高校1年生の今でも相変わらず数学嫌いで、お友達からも「なんでそんなに数学が出来ないんだ」と呆れられているそうです。
「ほかの教科はあんなに出来るのに」って。(^^)
難関私大文系を目指して始動したようです。