NO.6734405
非常食
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24 名前:思い出す:2018/03/12 14:34
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>>1
>非常食やグッズを少しだけそろえているんだけど
>もし、体育館などに避難することになったら
>それを家族だけで食べたり使ったりするのは
>本当にこっそりやらなけらばいけないよね?
>人に分けてたらきりがないし、そんなにないだろうし。
>こっそり使う、食べるなんてできるのだろうか?
主さんが↑どの程度の避難状況を想像してるのかわからないからなぁ。
「大雨で避難指示が出てて、でも体育館に避難してきたのは2.3人のお年寄り」レベルなのか、東日本大震災レベルなのか。
東日本大震災で避難経験があるけど、あそこまでの災害だと、避難者も最初の1,2日は食欲なんてないのね。
子供たちは何もわからずにお腹空いたと言ってたので、周りの人が手持ちのお菓子をあげたりしてたけど、大人たちは明日をもわからない不安でいっぱいなのよ。
だから食べ物の心配なんてできない。
それより携帯やスマホの充電に必死で、コンセントは奪い合いになる。
食欲より、安全な飲み物を確保する方が先だったな。
赤ちゃんがいるお母さんは特にね。
しばらくして誰かが何かを食べだしたりするけど、その頃には周りの人との一体感もでてきて、隣に場所を確保してる家族と分け合ったり、情報を交換したりできるようになる。
円陣組んでコソコソ食事するなんてのは現実的じゃない。
そういう人は体育館の裏の方に行ってこっそり食べてたりする。
3日経てば少ないながらも食料や飲み物の配給が始まるので、それまでの辛抱ってのもこの震災でわかった。
だけどね、配給も体育館や公民館にいないともらえないの。
公共の場所にいないと、配給の情報も得られない。
配給の列に一人で並んでたお婆さんが「うちは7人家族だから7人分おにぎりちょうだい!!」と喚いていたけど、原則、並んだ人にしか配給はない。
それが最低限の平等だからね。
そのお婆さんは周りの白い目に気づいて引っ込んだけど、ずーっと文句言ってた。
うちは、自宅の倒壊は免れた(屋根瓦はあらかた落ちたが)のと車のガソリンが満タンだったのが幸いして、車で携帯の充電をし、電気も止まってたので情報を車のラジオで得ていた。
冷蔵庫の残り物をカセットコンロでチビチビ調理して食べて、近所にも持って行ったり、持ってきてくれたり、親切なご近所さんが井戸を発電機で動かして水を汲ませてくれたりしてなんとか過ごした。
そんな数日間、辛い知らせも聞いたし、泣き叫ぶ声も何度も耳にしたよ。
でもさ、なんとかなるんだよ。数日は。
空腹なんて、くだらないことにしか思えないぐらいなの。
だけど、身の安全が確保できてからの方がよほど辛い。
現実を受け入れられなくてね。
非常食は各家庭が家族分用意すればいいと思う。
そして用意してた家族は、自分たちだけで食べていいんだよ。
ただ周りに、赤ちゃんとそのお母さんがいて困っていたら、ちょっとだけ譲ってあげてくれるといいいかも。