NO.6775178
刑務所内での立場
-
20 名前:えっとですね:2016/01/28 13:30
-
>>1
独房に入っていた知り合いがいました。
ひとりなのでイジメもなく、犯した罪が重いので、周囲から怖がられていたようです。
作業は私語厳禁なので黙々と。
休憩時間の体操も黙々と。
仲の良い同僚だったので、彼がそんなことをしたのがどうしても信じられず、何人かで「犯人は彼じゃない」と訴えました。
しかし本人が自供していること、物的証拠が揃っていることで、どうにもならなかった。
朝「おはよう」って爽やかに笑って隣の席に座って、お昼も時間が合えば(交代制)ふたりで食べたり、ほんと良い人でした。
男性だけど、良い友人。
手紙が来て、みんなで読んで泣きました。
仲良くしてくれてありがとうね、とわたし宛てに書いてくれた文章もあり、号泣。
うそだ、うそだ、とみんな口々につぶやいていた。
今でも思い出すと泣けてきます。
ここに書けないくらい重い、とても重い罪を犯した彼。
面会も、こんな自分を見せたくないからと断られました。
あなたがやったんじゃないんでしょう!?と詰め寄りたい気分だったのに。
週刊誌にも大きく報じられて、あることないこと書かれて本当に頭に来ました。
会社でも誰にも相手にされず、って、そんな記事がどこから出てくるの?
みんなに好かれる良い人で、課長も、なんだこの記事は?って呆れていました。
出てきたら、今まで通り受け入れよう!と署名したけどダメだった。
結局、未だに彼の消息は分かりませんが、元気に暮らしているといいなと思います。