NO.6800190
自分の親世代
-
6 名前:親は戦中:2016/08/04 11:56
-
>>1
母は戦中の人。
空襲による多くの死体の山を見ながら逃げ、疎開で親戚からも邪険にされた。
小6で終戦を迎え、空腹との戦いだった。
当時、女学校へ行ける家庭は少なかった。
親の決めた相手と嫌々泣く泣く結婚したら、当時当たり前にあった壮絶な嫁いびりに遭い、当時二度と実家に帰ってくるなというのが当たり前だったので実家も頼れず、女の働き口がないゆえに離婚もできなかった。酒酒乱の夫に耐え、勝手に倒れて寝たきりになった夫の介護に明け暮れた。
父は特攻隊員で出撃したものの戦闘機の故障により不時着し、不名誉と上官に罰せられるのを恐れて逃げ隠れていたらしい。
嫁や小姑が壮絶な嫁いびりをしたけれど、女が社会で働き出した頃で、皮肉にもその小姑たちがいたから大切なこの家の孫である私達兄弟は大学まで出してもらえた。
そんな親世代を羨ましいとは思わない。
社会情勢によって苦労してきたからこそ、今のんびりできてよかったね、のんびりしてねと思う。
今の世代の介護問題や保育所問題は国にも責任はあるけれど、子供の教育とかニートとかは個人的な問題。
就職も内定をたくさん貰える学生と貰えない学生を比べたらその理由は明白で、決して採用が少ないからではないく個人の問題。
戦後直ぐに生まれて高度成長期しか知らない世代が一番いいのかもしれないけれど。