NO.8021784
ネット副業トラブル
-
3 名前:匿名さん:2019/12/13 16:27
-
ネット副業じゃないけど、昔、母の友人が被害に遭いました。
電話で「国家資格を取得すれば仕事を回します。月2-3万ですが、収入になります」。
最初は怪しいと思ったらしいけど、電話口の女性の声が柔らかく、同じ子育て中の主婦ということが分かり、だんだん心を開いていった。
いつのまにか毎日の電話を待ちわびるようになり、夫の愚痴、姑の愚痴、なんでも話した。
彼女は優しくきいてくれた。
取り寄せた資料を開いて電話の前に座るのに、彼女は一切契約の話をしない。
同封してある契約書も「〇〇さんが書きたくなったらサインして送って。要らないなら捨てちゃって」。
もはや友達のようになって、ニックネームで呼び合うほどに。
そんなことが半月以上続き、ふと疑問がわいた。
「あなた、ノルマがあるんじゃないの?私が契約しないとまずいんじゃないの?」
「ううん、ノルマなんてないのよ。本当よ。気にしないで」
「嘘。上司に怒られているんでしょう。この前も何か言われてたじゃない」
「あれは私の仕事が遅いから・・〇〇ちゃんとは関係ないよ」
「ダメよ、嘘ついても分かる。今から契約書書いて送るから、書き方教えてちょうだい」
「いいってば。それよりご主人知ってるの?」
「あんな奴、私のことなんか何も分かってない。内緒で契約する」
「内緒って!ダメだよ。30万だよ」
「ローン組めば大丈夫よ」
「とにかくダメ」
「ダメじゃない!ほら、教えて」
「もう・・・ほんとにいいのね?」
「いいってば」
こうして契約し、お礼の電話があり、その後2週間くらいいつもと同じ雑談をし、ピタリと電話がなくなった。
クーリングオフ期間が終わったのだ。
上司に怒られる声も意図的に入れてもらったものだし、子持ち主婦というのもアポインターの設定だったと気が付いたのは被害者の会に入ってから。夫婦仲は冷えた。勝手に高額な契約をした妻に呆れ返る夫。
会社はあとかたもなく消え、被害者たちは役に立たない教材を手に泣き寝入り。