NO.8045521
熊沢被告のこと
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31 名前:匿名さん:2019/12/31 11:44
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この考察もなかなか。
抜粋
帰宅後の彼は「僕の人生はなんだった!」と泣き伏した。すると、父親はそれには応えず、彼が独居していた部屋に置いてきたゴミを処分しないといけないと指摘した。殺害された男性は、44歳にもなって何ひとつ達成できなかった自分をさらけ出して嘆いているのに、父親はそれには関心を示さなかった。
で、この男性は怒りと悲しみのあまりに激昂し、老いた父に苛烈な暴行を働いた。それで、父親は、このままではほんとうに殺されるし、他人にも迷惑をかける恐れがあるので、包丁で何度も息子を刺したという。
加害者にとっては、引きこもりの息子は家族という軍団の勝利に全く寄与できない一員として無能極まりないと思えたはずだ。息子の引きこもりのために長女の縁談が壊れ長女が自殺したことは、彼にとっては婚姻ネットワークによる家族軍団の強化に寄与する可能性のある構成員を喪失したことになる。
それでも、加害者は、息子を軍団の一員として養成することに失敗した責任は軍団のリーダーとしての自分にあると考え、息子を44歳まで養ってきた。彼にとってはこれ以上の譲歩はなかった。考えられる限りの譲歩だった。
なのに、息子は軍団の有能な戦士になれなかったことを謝るでもなく反省するわけでもなく、外界で戦うことはできなかったのに、家庭では暴力を行使した。父親にとっては、この息子の行為は理不尽以上の理不尽であり、言語道断に身勝手な寄生虫的搾取的行為と思えたのではないか。
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