NO.8638148
今日、ヤマトナデシコですよー
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39 名前：匿名さん：2020/07/07 13:55
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桜子は確かにひどい女かもしれないけど、やっぱり憎めない魅力はあったと思うよ。
それってなんだろう・・と考えると、やっぱりぶれない信念で生きてるところだったと思う。
「お金持ちと結婚して玉の輿に乗る」という目標に向かって一直線。そのためにあらゆる努力をしてるし、そんな自分を隠したり取り繕ったりしてない。いつも自分の気持ちに正直。
だからこそ、同僚の女の子たちにも「桜子さん、ゆがんでる〜」とか言われつつも嫌われてないでしょ。普通だったら同性にものすごく嫌われててもおかしくないキャラなのに。
玉の輿に乗りたい願望って、大概の女の子はやっぱり本音としては持ってたはず。
どうせだったらお金持ちと結婚したいっていうのはみんなある。
でも、そもそも自分が玉の輿に乗れるような要素を持ってないくせに「お金よりも愛情よね〜」とか取り繕ったり、あるいは「お金持ちでかっこよくて優しくて誠実で〜」みたいな欲張りで現実的じゃない願望をひそかに持ってる女の子の多いこと！
そこへいくと桜子は「一番大事なのはお金！」とはっきり決めていて、相手がブサイクでもじじぃでも気にしない。
それがむしろ潔くて正直で誠実だとさえ思える。
で、そんな桜子が真実の愛に目覚めて図らずもお金よりも大切なものに気づいていくところに、この物語の醍醐味はあるんだよね。
あそこまで自分に正直な桜子だったからこそ、つかみ取れた愛とも言える。
それこそが「残念ながら、あなたといると、私は幸せなんです」というセリフの感動につながるのさ。