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らんまん 史実ネタバレありスレ
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297 名前:匿名さん:2023/08/18 11:59
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世界的植物学者を支えた内助の功
郷里の家産を元手に自由に研究を続けてきた博士も、このころには財産を使い果たしてしまい、ついに郷里の家財を整理し、東大助手として薄給に甘んじる生活を始めていました。
子どももたくさん生まれ、食費にも事欠くような暮らしの中で、寿衛子夫人は博士が安心して研究に打ち込めるようにと心を尽くしました。借金の取り立てが来ると家の外に赤旗を立てて博士に知らせ、博士は借金取りが帰って赤旗がなくなるまで外で待っていた、というエピソードもあります。
こうした夫人の内助に加え、博士の才能を認めて援助の手を差しのべる人々のおかげで、一家は苦境を脱し、大正15年には大泉に居を移すことができました。夫人はここに立派な植物標本館を建て、牧野植物園をつくりたいという夢を抱いて大いに張り切っていたそうです。 練馬わが町資料館より
赤旗の話は実話だったんですね!