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秋篠宮妃紀子さま東日本大震災「タオル詰めボランティア」と佳子さま「手話」の奉仕精神
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1 名前:ヘンリー:2024/02/15 14:05
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=続き=
まずは、ご家族でボランティアに参加することで、お子さまに学ばせる「奉仕精神」
2017年8月に、第34回全国高校生の手話によるスピーチコンテストに出席し、手話で挨拶される眞子さま(現・小室眞子さん) 写真:JMPA/光文社
2020年9月、第7回全国高校生手話パフォーマンス甲子園にオンラインで出席される佳子さま。写真/宮内庁提供
もともと紀子さまは学生時代に手話を学ばれるなど、社会への奉仕活動に積極的な方です。ニュース映像などで、紀子さまや佳子さまが手話をされるのをご覧になった方も多いと思いますが、紀子さまは日本語と英語の手話をマスターしているといいます。そうして長年にわたり、障害のある方たちの催しや学校を訪問してこられました。
「全国高校生の手話によるスピーチコンテスト」には、紀子さまは1991年から出席し、手話でスピーチされています。2008年に秋篠宮さまとインドネシアを訪問された際には、あらかじめインドネシア語の手話を勉強し、現地のろう学校の人々と交流されたといいます。紀子さまにとって、手話はより多くの人たちと語ることのできる大切な言語なのでしょう。
紀子さまの背中を見て、眞子さま(現・小室眞子さん)と佳子さまは成長されました。お二人は紀子さまの指導で手話を始められたといいます。
特にダンスがお好きな佳子さまの指先は、まるで踊るような美しさ。情感あふれるドラマチックな手話が持ち味です。その学びが高じて、現在、佳子さまは全日本ろうあ連盟の非常勤嘱託職員として勤務されています。紀子さまや佳子さまの手話がメディアを通して人々の目に触れることが、手話を多くの人に身近に感じてもらうために、どれほど役に立っていることでしょう。
紀子さまは、ご自身が参加されるさまざまな奉仕活動に、幼いころからお子さま方を連れていかれ、ご自身の姿を見せることで、人のために奉仕する心を育まれてきたのです。
何よりも「自助」「自己責任」論がかっ歩する令和の日本、いっぽうで「持続可能な社会の実現」が課題となっています。そんな中、令和を生きる私たちも、社会への奉仕の心を家族で学び直し、次の世代に伝えるときかもしれません。皇室のご活動が少しでもヒントになれば幸いです。
「令和に伝えたい皇室の子育て術」シリーズ、次回は2023年4月上旬更新予定です。
2017年6月、東京都障害者ダンス大会 ドレミファダンスコンサートをご訪問される紀子さまと佳子さま 写真:JMPA/光文社
1997年11月、秋篠宮殿下の33歳のお誕生日のご一家の様子。紀子さまは、ご自身が参加されるさまざまな奉仕活動に、眞子さま(現・小室眞子さん)と佳子さまを連れていかれました。写真/宮内庁提供