NO.7681645
🤫ひとり言らく書き帳 No.2 レス不可
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906 名前:匿名さん:2020/03/21 15:16
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井上光晴に「明日」って小説があって、原爆が落ちる直前の長崎の話でごく普通のありふれた生活が描かれて結婚したり子どもが産まれたりして最後は原爆投下当日の朝で終わる。
この後原爆が落ちるって読み手は判ってる。
でも原爆までみんながどう動くかわからないから誰が生きて誰がけがして誰が死ぬかは描かれていない。
ワニの話ってこれなのかなあ。
読み手は死ぬってわかっているけど、主人公は知らずに普通に生活している。
その普通の生活が尊いって言うか・・。