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間違えだらけの人のスレ
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10 名前:匿名さん:2025/07/09 09:46
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>>9
結論から言いますと、どちらも誤りではありません。つまり、一方が正解でもう一方が不正解などではないということです。
ただ、両者は文法上は明確に異なる言葉だと言えます。また、後に詳しく解説しますが、意味としてもお互いが異なる言葉同士です。
「間違い」とは「間違う」という動詞の連用形が名詞化したものを意味します。
「間違う」はワ行五段活用と言い、語尾が「わ」「い」「う」「え」「お」というように変化していきます。
「間違わ」「間違い」「間違う」「間違う」「間違え」「間違お」
(未然形)(連用形)(終止形)(連体形)(仮定形)(命令形)
「語尾」とは「単語の後ろの部分のこと」だと考えて下さい。今回だと二番目の「間違い」の「い」という箇所が語尾に該当します。
つまり、本来は「間違う」という動詞が「間違い」に変化し、結果として名詞になった言葉が「間違い」ということです。
このように、本来は名詞ではない別の品詞から作られた名詞のことを「転成名詞(てんせいめいし)」と言います。
意味としては「正しい基準から外れる」ということを表します。
例えば、人として間違った生き方をしたり、道徳的に外れた生き方をしたりした人がいた場合に、「人としての道を間違う」のように用いるわけです。
「間違え」とは「間違える」という動詞の連用形が名詞化したものを意味します。
「間違え」はア行下一段活用と言い、語尾が「え」「え」「える」「える」「えれ」「えろ・えよ」と変化していきます。
上記2番目の箇所である「間違え」は「連用形」です。見て分かるように、本来の動詞である「間違える」から名詞である「間違え」に変化しています。
この「間違え」という名詞が慣用化されるようになったのが、現在の「間違え」ということです。
「間違える」は「(AとBとを)取り違える」という意味があります。