NO.11870816
飲酒で顔真っ赤になる人は「コロナにかかりにくい」 佐賀大が研究
-
0 名前:匿名さん:2024/05/22 17:30
-
お酒を飲むと顔が赤くなる人は、ならない人に比べて約5倍新型コロナウイルス感染症にかかりにくい――。佐賀大の研究グループがそんな研究成果を発表した。
研究をまとめた論文は、今年3月9日付の日本衛生学会の国際医学雑誌に掲載された。
アジアンフラッシュ体質は、日本人の約半数が該当するとされる。松本准教授によると、アジアンフラッシュ体質の原因遺伝子を持つ人は、酒に含まれるエタノールの代謝物のアセトアルデヒドを解毒する酵素の働きが弱い。そのため、お酒を飲むと血管が拡張して皮膚が赤くなる。顔が赤くなる人が、この遺伝子を持つ確率は9割とされる。
同じアルデヒド類で、殺菌作用があるホルムアルデヒドは人間の体の中でもつくられる。松本准教授は、アジアンフラッシュ体質の人はアルデヒド類を解毒しにくいため、普段から体内のホルムアルデヒドの濃度が高めで、そのことがウイルスからの防御になっているのではないかという仮説を立てている。
他のウイルスや細菌、原虫による感染症などにも影響する可能性があるという。松本准教授によると、皮膚が赤くなるマウスとそうでないマウスに結核菌を投与した研究では、赤くなるタイプのマウスの方が結核菌の増え方が少なかったという研究結果が発表されている。また、高島さんによると、植物が細菌やウイルスの病気をアルデヒド類を使って防御している例もあるという。朝日新聞
面白い研究だね