NO.6690479
同時に2つのことができない
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0 名前:老いた父:2016/09/13 17:06
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父はかんしゃくもちで、わがままで、暴君でした。
例えば、電球ひとつ取り替えるのにも、家族中が父のやることを見守り、無事に終わるとお礼を言わねばならないような習慣がありました。
その際、テレビなんかは全部消さなければなりませんでした。
父の食事中は、テレビも音楽も一切つけてはいけません、
食事が何処か別のところに入ってしまうととても嫌がりました。
おしゃべりも禁止です。
父が何ごとかを行うときは、とにかく話しかけてはいけないし、音がしてはいけない。
それでいて、すぐに要求に答えるべく、みながかしずいていなければなりませんでした。
少しでもうまくいかないと「うるさい!!」と怒鳴られました。
父は年老いて、耳が遠くなりました。そうしたらすごく穏やかになりました。耳が遠いので、生活は不便です。でも、「うるさい!!」と言われないのです。ただ、言葉をかわすことがどんどん減ったら、言葉が出なくなり、ボケてきたようです。
本当は補聴器などを使えばいいのですが、そうするとまた「うるさい!!」と怒鳴られるようになるでしょう。
そばにいる母が可哀想でなりません。
父は、同時に2つのことができない人でした。
音がすると、そちらに注意が削がれて、何もできなくなってしまうのです。
それって、アスペルガーの特徴だと、昨日知りました。
そういえば、父はとてもアスペルガーっぽい、
子どもの気持ちを汲むことなんて絶対にありませんでしたし、冗談も通じなかった。
言葉を言葉通りに受け取ってう、すぐに怒る人でした。
アスペルガーっぽい老人ってどう対応したらいいんでしょうね。
扱いづらくて、母が困っています。