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日本の高校の普通科って何?
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0 名前:玄人:2017/04/10 10:50
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ふと思った。今まで違和感なかったけど、突如湧いた違和感。日本の高校のいわゆる「普通科」って何なの?
今の時代、かなり専門科がある高校が増えてきた。
工業系も理工科、建築科などさまざまに細かく分かれたり、福祉科、芸術科、国際科などなど昔に比べると随分と増えてきた。高校入学時に方向性を決めてそれらを選択するのは難しいと言われるけど、そもそも方向性を見極めていく年齢が日本は遅すぎるように思う。
高校入学の段階で決めて、それらを極める専門教科を学ぶべきだと思う。でもそうすると、途中で嫌になったら?という声も出てくる。でも、自分で選択したその環境で勉強していけば、大方それに集中していく自分が形成できてくると思う。万が一、そこの場所に居づらくなったなら、最終的にはなんとでもなる。
そこで私が疑問がふと湧いてきた、普通科、というくくり。
普通って何?って今更ながら思ってしまった。ある意味、何の取り柄もない生徒が行くようなところ。取り柄がないというのか、まだ方向性が定まってないというのか。
でも3年間のうち、例えば1年の終わり頃で、大体の方向性が見えてきて、将来語学を極めていきたいと思ったとしても、残り2年間、不必要な数学だ化学だ物理だのをこなさなければならない。正直、文系に行くなら理数の勉強なんて中学までをやっていれば十分だ。そう考えると「普通科」に行くと無駄な量力を将来的に使わなければならなくなるということだ。専門で学ぶと潰しが利かないから、、という声もあるかもしれない。でもそれ以上に、とりあえず全教科勉強してきました、、といったところで「何ができますか?」と言われたらどうするか。何ができるようになっているのか?明確な生徒は少ないのではないかと思う。
こう考えられるから、日本の高校の「普通科」は、3年間のうち、すごく無駄な時間があるということがわかる。本来は自分には不必要なものは削ぎとって、やるべき事に費やすべきだと思う。教科書から副教材から無駄なものが多すぎる。
日本の子育てのなかでの意識が高まれば、早い時期から自分の進むべき道が見えてくるのだろう。
幼児期からさまざまなものに触れさせていくべきなんだろう。
普通科、、、この響き、何となく馬鹿にしているように感じた今日この頃。