国会議員が得る「お金」がどれほどか知ってますか
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名前:
匿名さん
:2025/06/29 12:35
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東洋経済オンライン
国会議員の歳費は月額129万4000円と定められています。年額で1552万8000円になります。
ここに、期末手当(賞与)として年額635万円が加算されますので、総額2187万8000円が基本ベースです。
昨今問題視されている「文書通信交通滞在費」(現在は「調査研究広報滞在費」に名称変更)が1200万円(月額100万円×12カ月)が支給されます。
領収書の公開などが不要であるため、第2の給与とも呼ばれさまざまな用途に使用されているのが実情です。領収書による精算が必要ありませんからブラックボックスです。
1200万円(月額100万円×12カ月)もの領収書も必要ないお金を一般人が稼ぐにはいくら必要でしょうか。所得税で40%控除されることを踏まえれば、約1700万円(月額141万円×12カ月)の収入が必要になります。
次に、「立法事務費」780万円(月額65万円×12カ月)を加算してみましょう。立法事務費は会派に対して支払われますが、1人会派だとしても政治資金規正法上の政治団体として届け出ていれば認められます。また、まったく活動していなかったとしても立法事務費の使い道を第三者が確認する術はありません。
使途公開の必要のない月額65万円を一般人が稼ごうとするとどうなるのでしょうか。
所得税で40%控除されることを踏まえれば、1296万円(月額108万円×12カ月)程度の収入が必要です。
基本ベース2187万8000円+1700万円=3887万8000円(議員歳費+文書通信交通滞在費)に1296万円(立法事務費)を加算すると、5183万8000円となります。
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匿名さん
:2025/06/29 12:35
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さらに、JR特殊乗車券・国内定期航空券の交付や、3人分の公設秘書給与や委員会で必要な旅費、経費、手当、弔慰金などが支払われます。くわえて、政党交付金の一部が、各議員に支給されます。
これらを踏まえて国会議員1人当たり、年間にどれだけのお金がかかっているのか試算してみましょう。
参議院議員A氏(北海道選出)のシミュレーション
○基本給1552万8000円(月額129万4000円)
○期末手当635万円
○文書通信費1200万円(月額100万円)
○立法事務費780万円(月額65万円)
○JR特殊乗車券、国内定期航空券。北海道選出の議員であれば羽田⇔新千歳(ファーストクラスなら往復10万円×月4回×12カ月=480万円)
○秘書給与2100万円(政策秘書900万円、第1秘書700万円、第2秘書500万円と仮定)
○政党からの支給 0~1000万円程度
合計:6000万~7000万円程度と推測
政党からは役職に応じて黒塗りの車もあてがわれます。
議員会館の賃料は無料、議員宿舎には格安で居住することができます。
2014年に賃料引き上げを行いましたが、周辺相場の2割程度で借りることができます。
24時間体制の警備が施されセキュリティーは万全です。
部屋から緊急通報のボタンを押せば秒速でスタッフが駆けつけます。
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匿名さん
:2025/06/29 12:37
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政治献金はどのくらい?
政治活動には多額の出費が必要であることから、政治家は政治献金を募ることになります。
企業が行う企業献金と、個人が行う個人献金に分かれます。
企業献金には癒着につながりやすいという指摘があります。
政治資金パーティーによる政治献金もあります。
資金管理団体には、個人献金や政治資金パーティーの収益が入り、政党支部には政党本部や企業献金が入ります。
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匿名さん
:2025/06/29 12:38
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毎回先延ばしになる議員特権議論
2021年10月31日の衆議院選挙後に「満額」が振り込まれたことにより文書通信交通滞在費をめぐる問題は、連日メディアで報道されました。
しかし、「使途の明確化や情報公開」など重要な要点には触れられずに先送りされました。
与野党ともに「日割り」にするだけで決着をつけようとする姿勢が強く見受けられました。
継続した議論が求められます。
前の国会で各党は「使途公開」を口にしていました。ところが成立したのは当選した月の支給額を「日割り計算」にする改正だけです。使途公表や国庫返納はなんら盛り込まれていません。
さらに、文書通信交通滞在費から調査研究広報滞在費に費目が変更されただけでした。
その後、JR無料パスの違法使用、パパ活疑惑などがあり、国民からは「議員特権を廃止すべき」という厳しい声が上がりました。国民の血税で活動している以上、国会議員にかかる諸費については透明性を持たせる必要があります。
しかし、政治家は自らが当選に有利になることでないかぎり前向きには議論しません。
政治システムを変える法案を提出することもありません。
当然のことながら不利になるシステムに変更されることもありません。
実現させようなどと思っていないからでしょう。
国会議員の本務は、国会で政策を議論し、必要な法律を策定することです。
選挙区のお祭りや盆踊りに顔を出したり、運動会に参加したりすることが本筋ではないのです。
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匿名さん
:2025/06/29 14:06
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昔聞いた事あるけどオーストラリアは、一般会社員並みって聞いた。
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